著者プロフィール

roca candle

“誰もがワクワクするキャンドル”

オリジナルの色やデザインで作るキャンドル、その炎の揺らめきをみて癒される空間を世界中に発信したいという想いを込めて
蝋燭(ROUSOKU)とキャンドル(CANDLE)の頭文字を合わせROCA(ロカ)と名付けました。

大切な日に、大切なひとへ
世界にひとつだけのスペシャルな灯りをご提案します。

https://rocacandle.com/ https://www.instagram.com/rocacandle/

キャンドルとの出会い

私がキャンドルと出会ったのは10代の頃でした。

アメリカ、オーストラリアのホームステイ先で目にした灯りにほっと癒されたのを覚えています。どのお家にも日常にキャンドルがあって、14歳の頃にホストマザーからプレゼントしてもらったとても大きな瓶入りのキャンドルは灯すたびに楽しい思い出がよみがえるようで、最後まで大切に灯しました。

その経験から私にとってキャンドルはとても大切な存在になり、いつからかキャンドルを集めたり灯して眺めたりする時間が大好きに。

キャンドルを自分で作れると知ったのは大学を卒業した2008年。
友人との鎌倉旅行でキャンドル作りを体験し、自分で作ったキャンドルの灯りに感動したのがきっかけで、自分でもつくってみたいと思ったのですが私が住んでいる福岡県には当時お教室がなく・・

本格的に自宅でキャンドル作りをするにあたり、もう一度一人で鎌倉を訪ね体験レッスンに参加しました。パラフィンワックスを使う事、色の付け方や溶かし方を丁寧に教えて頂きました。そこから自分で材料を揃えるまでには半年くらい掛かり、またテキスト等を使って基礎を教わったわけではなかったので最初に作ったキャンドルは添加剤の使い方も注ぐ温度も勘で気泡だらけ。

型から抜けなくなる、なんてことも何度もありましたがどんなキャンドルが出来ても、色を混ぜたり溶かしたりすることがとにかく楽しくて毎日キャンドルを作り続けていたら15年が経っていました。

注ぐ温度や、ワックスの配合、使用する材料・道具はどれも十数年掛けて数えきれない失敗作から選定してきたものばかり。
roca’s candle classにお越しの経験者さま達はシリコンスプレーをしないんですか?とまず驚かれます。レッスン中にはこんな計算をするんですか?と言われることも多々。現在も私なりの方法でいかに美しいキャンドルを作れるか、を追求しています。

世にないデザインを形にすることや自分が可愛いと思うものを形にできること、そしてそのキャンドルを灯した人にほっとした気持ちをお裾分けできること。作り手である自分も作りながら灯して癒されること、まだまだ作ってみたいキャンドルアイデアに溢れていること。キャンドルには可能性とたくさんの魅力があり、今も変わらず楽しく制作しています。